メタボリックシンドローム対策室

「メタボリックシンドローム対策室」は、メタボリックシンドロームについての正しい知識を知っていただき、メタボリックシンドロームを予防していただくためのページです。


内臓脂肪とは?

内臓脂肪。メタボリックシンドロームが取り上げられるにしたがって、再び注目を集めた「内臓脂肪」ですが、いったいなぜ内臓脂肪が危険なのでしょう。

内臓脂肪とは、主に腹部の腸間膜という場所にたまる脂肪のことです。私たちの腹部には、小腸、大腸、肝臓、腎臓といったさまざまな臓器が収まっていますが、その臓器を固定しているのが腸間膜です。通常、腸間膜にはほとんど脂肪がつかないのですが、食事のとりすぎや運動不足が原因で、あまった脂肪が毛細血管の集中する腸間膜に蓄えられてしまうのです。

内臓脂肪の問題点は、内臓脂肪の脂肪細胞が、血圧や血糖値を高めたり、中性脂肪を増やしたりする物質を分泌することです。これによって、ドミノ倒しのように症状が進行していくのです。

「内臓脂肪型肥満」か、それとも「皮下脂肪型肥満」かをチェックするには、お腹を自分でつまんでみればOK。指でたっぷりつまめるようなら皮下脂肪型肥満。お腹の中身がパンパンに詰まっている感じで、指でつまめないようなら内臓脂肪型肥満と考えたほうがよいでしょう。

(c)メタボリックシンドローム対策室 あくび

「メタボリックシンドローム対策室」はリンクフリーです。お気に召しましたら、ぜひリンクしてやってください。